新潟県の最低賃金

| コラム

令和7年8月開催の厚生労働省の中央最低賃金審議会から、令和7年度の最低賃金の改定額の目安が発表されました。全国平均で時給63円の引き上げとなり、全国加重平均は1,118円になる見込みです。これは、昭和53年度に目安制度が始まって以来、最大の上げ幅です。この目安は、今後、各都道府県の審議会で議論され、最終的な金額が決定されます。例年通りであれば、今年の10月頃から順次適用される予定です。この引き上げにより、現在900円台の県を含め、全都道府県で最低賃金が1,000円を超えることになります。中央最低賃金審議会では新潟県はBランクで63円の引き上げとなっていますが新潟地方最低賃金審議会は、65円の引き上げにより最低賃金985円から1,050円となる予定です。

最低賃金の引き上げは、働く人々の生活を支える上で重要な変化であり、従業員のモチベーションを高め、より良い人材の確保や定着にも繋がります。一方で同時に企業にとっては人件費の増加という形で経営に影響を与えます。もちろん、人件費の増加に対応するためには、経営者、従業員一人ひとりが、日々の業務の中で無駄をなくす工夫や、新しい技術の活用を積極的に考える必要がありそうです。

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