2019年10月11日
消費者が商品やお店に関する情報を得る手段は限られていて、CMやチラシ、雑誌広告、店から配布されたカタログなどいわゆる“売り手から提供された情報”がメインでした。 お客様は(認知)→(興味)→(欲求)→(記憶)→(購入)という購入行動を取るため、お店は(認知~興味)をもってもらうために広告費をかけていたわけです。
一方で、これだけネットが普及した現在では、
(認知~検索)がほぼ手元のスマートフォンでできてしまう、
更にはそこでレビューをみて購入までできてしまうようになっています。
話を戻しますと、少なくともお客様に見つけてもらうためのアプローチが、
従来のように“売り手から情報を提供する”だけでなく、
“買い手が情報を集めに来る”ように変わってきているという点です。
また最近では飲食店や美容室、小売店などのお客様は地図アプリ(Google Mapなど)を使って
“今いる場所に近いお店”を検索して来店する傾向があります。
「Googleマイビジネス」に自社の情報を登録することでGoogleの検索結果やマップなどに
無料で自社のおすすめやサイト、投稿されたお客様のレビューも表示させることができます。
そこで登録名称を、自社サイトの店舗やホットペッパーやぐるなびでの表示名と
同じにするとより効果があがるそうです。
なお最近はさらに(検索)を(比較)や(検討)に別けたり、
(購入)の後に(情報共有)が追加されるのも特徴となっています。
●従来の購入行動 :AIDMA
Attention(認知)、Interest(関心興味)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(行動)
●これからの購入行動 :AISAS
Attention(認知)、Interest(関心興味)、Search(検索検討)、Action(行動)、Share(情報共有)
→商品を比較検討したり、レビューなど情報共有できるインターネットのメリットが考慮されています