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更新情報

第170話 新ポイント制度

2019年05月20日 所長の眼

前回に引き続き、本年10月の消費税増税対策の話題です。制度の名称は「次世代住宅ポイント制度」といいます。

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従来のポイント制度の時は、商品券がポイント交換の人気アイテムだったようですが、今回は消費税増税による消費の落ち込みを抑える目的からか、あえて商品券を交換対象から外し、幅広く交換商品を募っています。敢えて言うなら、ポイント交換用のカタログに掲載する商品のエントリーが始まったわけです。この制度の政策テーマに資する商品として①省エネ・環境配慮に優れた商品、②防災関連商品、③健康関連商品、④家事負担軽減関連商品、⑤子育て関連商品、⑥地域の振興に資する商品という大項目が掲げられていますが、具体的な商品例が掲載された別表には日常的に身の回りにあるものが数多く列挙されているという印象です。

特に「地域の振興」に資する商品の分野は地元新潟からも多くの商品がエントリーできそうです。例えば食料品・飲料として、肉類、魚介類、米、果物、野菜、卵、乳製品、麺類、パン、スイーツ、菓子類、酒類などのカテゴリーで募集されていますし、そのほかにインテリア、地場産品などの分野も沢山の商品が対象となっています。「地域の振興」に資する商品であるためには自治体からの推薦を受けるなどの要件がありますが、私が事務局に問い合わせたところでは、さほどハードルは高くないという感触を得ました。

エントリーは既に4月9日から始まっており、来年3月31日が申請期限となっていますが、多数の交換商品が登録された場合、申請期限前に受付を終了することもあるとのことですから、ご興味がある方は早めに検討されたほうがよいでしょう。

事業予算1300億円、発行ポイント数は新築で最大35万ポイント/戸、リフォームで最大60万ポイント/戸、商品交換期間(予定)19年10月1日~20年6月30日です。言わずもがな、予算に達した時点でポイントの発行申請を締め切る予定のようです。