TEL:0120-799-099 受付時間:8:50~17:00 お問い合わせはこちら

更新情報

梅研研修旅行報告

2016年11月25日 お知らせ

11月6,7日に梅研会員の皆様と研修旅行に行ってまいりました。

まずご紹介するのは軍艦島。天候によっては接岸できないこともあるということで心配しましたが、好天に恵まれたのは幸いでした。正式名端島(はしま)が軍艦島と呼ばれる所以は写真をご覧になっていただければご納得いただけます。明治から昭和にかけて海底炭鉱として繁栄していた当時は東京ドームのグラウンド5個分の面積のこの島に5000人を超える人々が生活をしていたといいます。その人口密度は世界一、東京特別区の9倍もあったといいますから驚きです。

単なる炭鉱ではなく“生活”の場でもあったというところがポイントで、小中学校、病院、お寺、映画館やパチンコなの娯楽施設はもちろんアパートの屋上には空中庭園まであったといいます。狭さゆえ唯一火葬場と墓地の確保だけは叶わなかったという冗談めいた話も決して大げさに思えないほどの充実ぶりを誇っていたようです。2番目の写真は海底1千メートルにまで達したと言われる切羽への入り口となった建物で右端の朽ち果てた棟がその入口にあたります。坑内は闇、ヘルメットのランプだけが唯一の灯りという“職場”に来る日も来る日もあの棟から通い続けたことになります。思うに観光客として訪れる者には決して計り知ることができない苛酷な労働がここにはあったはずです。

今回の旅行のもう一つの注目は史跡料亭“花月”での昼食会です。幕末の舞台、坂本龍馬率いる海援隊も好んで利用したと言われる社交場としてのたたずまいを写真から感じ取っていただけたら幸いですが、一度は訪れていただきたい処です。床の間の写真は「竜の間」の床柱。柱に付いたキズは坂本龍馬がつけた?刀傷と案内されていますが、何故ここに?などと野暮な追及をしてはいけません。

食事風景はその「竜の間」で梅研メンバーだけの昼食会の様子です。長崎と言えば卓袱(しっぽく)料理。和、中華、オランダという国際色(食?)が融合した正に長崎ならではの名物料理です。円卓を囲んで味わっている皆様の様子はいかがでしょうか?

来年も好評を頂けるような企画でご案内させていただきますので、是非ご参加ください。

enter (5) enter (1)
kagetu katanakizu ryunoma