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試練はありますが、苦労はありません 

2016年11月04日 コンサルの眼

先日、タレントの小林麻央さんが、結婚前に市川海老蔵さんが自分の両親に
挨拶に来た際のエピソードを紹介していました。

麻央さんのお父さんが、

「何にも分からない子だから、
苦労するんじゃないかと思ってね」

と言うと海老蔵さんは

「試練はありますが、苦労はありません」 

と即答したそうです。

ご存じのように現在ガン闘病中の麻央さんですが、久しぶりにこのエピソードを思い出し、
次のように綴っています。

「何事も、苦労のように思ってしまう時は
いつも負けそうだったことを思い出しました。
試練と思えるときは
まだまだ心に力が湧きます。」 

あぁ本当にそうだなぁっと思いました。
そして、自分に置き換えてちょっぴり反省。

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少し話は飛びますが、先日、以前 事業再生でお手伝いした2つの会社の決算がでました。

A社は年商10億円。
2代目のA社長は親から引き継いだある斜陽業界の事業を廃止して
今の時代にあった新規事業を立ち上げて10数年、ようやくこの規模にまで
会社を成長させてきました。

B社は年商3億円。
創業社長のB氏は若いながらも才覚溢れ、その業界の先駆者として
海外向け事業を展開しています。

2社とも1~2年前までの決算では数千万円ほどの赤字を計上して
金融機関への返済もストップしてしまう状態でしたが、
どちらの社長もそこからの「決断力」と「行動力」は目を見張るものがありました。

会社の人員・組織体制の刷新、在庫保有を数十分の一にするほどのビジネスモデルの転換、
売上が半分になるくらいの不採算事業・取引先の選別。。。。

通常の会社なら数年単位で行うようなことを1~2年で実行し、その結果、

A社は今期4000万円の黒字。

B社は今期600万円の黒字。  見事、V字回復です

A社長もB社長も私は大好きな社長で、色んな意味で自分を高めてくれる存在なのですが、

海老蔵さんの言葉を思いながら、この二人の社長も、これまでの苦境のことは「苦労」ではなく、
きっと「試練」と考えているんじゃないかなぁっと勝手に感じています。